私が一番太っていたときは、ちょうど80キロでした。グラマラスパッツ
ストレスが溜まるとついつい食で発散してしまう私、
深夜に会社から帰る途中、目に飛び込んでくるのはコンビニのレジ横にあるホットスナックコーナー。
イケないと思いつつ、から揚げやメンチカツを買って頬張ってしまうのです。
そんなことを繰り返しているうちに、横っ腹に脂肪がつき、80キロの大台に到達してしまいました。
そんな私に突然訪れたのが転勤の通達。
しかも初めての東京、初めての出向で初めての部下、しかも女性ばかり、
何という緊張感。
その時、私の頭に浮かんだのは、女性ばかりの職場でさすがにこのお腹では嫌われるのでは?という考えでした。
それをきっかけに私のダイエット計画はスタートしたのです。
私が始めたのは、レコーディングダイエット。
パソコンは得意なほうだったので、真っ先に思い付いたのが、エクセルに打ち込んでグラフにしたら分かりやすいし、目標になりそうだなということです。
毎日の体重はもちろん、摂取カロリーと消費カロリーを入力して、カロリーが摂取過剰にならないように、そして体重が少しずつ目標体重に近づくのを見える化しました。
困るのは飲み会。
計算すると飲み会があるだけで摂取カロリーは3000kcalを優に超えてしまうのです。
そうすると調整するのはその前後ということになり、当日の昼や翌日の食事をセーブしなければなりません。
レコーディングダイエットを助けたのがウォーキングです。
カロリーは摂取するだけでなく消費しなくてはバランスが取れないですし、新陳代謝も促されません。
毎日、通勤途中、2駅分歩くようにしました。
30分歩くと約100kcal消費できるんですね。
これ、ごはん茶碗の3分の1に相当します。
大盛にしたいなら歩かなくてはなりません。
これらを毎日続け、毎日エクセルに記録していきました。
グラフの線が少しずつ右肩下がりに進んでいくと、
自分が褒められた気がして、もっと頑張ろうという気になるものです。
レコーディングダイエットの良さは、
視覚的に承認や報酬があるので、継続を促してくれるところにあるのではないでしょうか。
お陰で、最初の1カ月で7キロも減量することができました。
これは自分でも驚きました。
職場の女性からも「すごい!」「どうしたんですか?」と注目されるようになり、転勤して外様だった私も徐々に受け入れられるきっかけにもなったのです。
今ではダイエット用のアプリやウェアラブルデバイスなど便利なものがありますが、少しアナログなエクセルを使ったレコーディングダイエットも手作り感があってなかなか良いものですよ。